101日目!
言語の発音は、共通する音のストリームと個人情報の融合だと考えることができます。
約3か月間、数人のネイティブの発音を聴いているうちに、個人情報の部分が分かりかけています。
今日はその中の例を紹介したいと思います。
And, let's see . . . , we do gym too.
「レッツ」というよりは「ニェッツ」です。
もう2か月以上前ですが、初めて聴いたときは戸惑いました。
"子供らしさ"なのでしょうか。今度調べてみます。
もしかしたらこの発音は真似する機会がないかもしれません。
ただし、聴き取る場合には覚えておいて重宝するでしょう。
but love stories are often fun to watch.
oftenのtは無視するものだという概念が覆された文です。
今までは、音を曖昧にするのが大前提だと勝手に思っていました。
しかし、存在しなかった音を存在させることによって最適化するという珍しい例です。僕にとっては。
It's just a card we use to help us keep track of video rentals.
Okay, and how much are movie rentals anyway?
同じrentalsでも、個性で変わってきます。
t、d、lはnと発音のプロセスが似ているのでこのような事が起こります。
どちらも聴いて真似することが重要です。
長い時間をかけて自分の中で淘汰され、いつかはそれが個の発音として根付くでしょう。
個性とはいえ、必ず誰かの受け売りなのです。
そうでなければ誰にも通じなくなってしまいますからね。
こういった発見もいつか役に立つのでしょう。
比較的英会話に長けている人でも、壁にぶち当たるのは上記のような想定をしていなかったからだと想像しています。
その人はニュースキャスターの言っていることはわかるでしょうし、リスニング試験も簡単に通るのです。
しかし、完璧な標準語の、厳格な発音ばかりの教材を使って練習したとして、いざネイティブと話をするためには、一般人全員がニュースキャスターの話し方をしていなければならないことになります。
これが今僕が日常会話からマスターしてみようという理由なんです。
発音記号ベースで学び、英語関連の職に就く方は大勢いらっしゃいます。
それで飯を食ってきた人たちは圧倒的な練習量で補ってきたと思いますが、そのやり方はもう古いのです。
なぜなら、桜井さん自身が昔そうなさっていたからです。
その道のプロが今までの自分のやり方を否定して新たな方法を模索しているという事実は衝撃的でした。
僕がこのブログに書いている理論的な話は全て彼の受け売りですが、自分なりに納得し、説明しているつもりです。
日本全国探しても、現地点で最強の方法で英語を鍛えているという自信があります。