甘さと苦さと英会話

山口と申します。現在23歳です。桜井恵三氏によるレッスンのモニターブログを書いています。2013/2/15より練習開始。

79日目!

 

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今回のレッスンは今までで一番の出来でした。

 

しかし、油断していると l をきちんと発音しようとする癖が残っているようでした。

 

l をどれだけ発音しないようにできるか。

 

また、抑揚や強弱をいかに変化させられるかが重要なポイントとなるでしょう。

 

 

 

そして今回のレッスンで明らかに余裕を持てるようになったのがわかりました。

 

日本語のスクリプトを見て瞬間的に口が動くようになったこと。

 

そして、相手役の桜井さんのセリフにも意識が向くようになりました。

 

対話練習を始めた頃は、自分のセリフを間違えたくないということで頭がいっぱいになり、全然相手のセリフには集中できていなかったのです。

 

何を言うか知っているとはいえ、相手のセリフを聞き流していました。

 

それから比べると、今の状態はより実際の会話に近くなってきているのです。

 

 

 

レッスンの様子は毎回桜井さんに録音していただいています。

 

聞き返してみると、桜井さんの発音はいい意味で本当にいいかげんです。

 

人間の耳は個々の微小要素を捉えられなくても、動的変化が分かれば判断できます。

 

だからこそ日常会話が成立するのであり、省エネルギーを追究する発音はどんどんいいかげんに変化するものなのです。

 

 

 

桜井さんが先日、久しぶりの通訳の仕事でラスベガスから帰ってきたところでした。

 

もう40年以上も英語で飯を食ってきた人が、英語が上達しているのを実感できたというのです。

 

本当に恐れ入りました。

 

僕は大学の講義で、すばらしい先生の話を聞くと、やはり年長者に知識の量で叶うことは絶対にできないものなのだとつくづく思うのです。

 

このような英語のプロフェッショナルの言う事は、僕には想像もつかないほどの深みや重みが入っていると思っています。

 

初めは桜井さんや、教材のネイティブの発音のいいかげんさに抵抗があったものですが、今では容易に受け入れられます。